全般的な知的発達に遅れはないが、特定の能力の習得と使用に著しい困難を示す、学習障害。様々な障害を指すものです。学習障害がなぜ起こるのか、原因・症状について詳しくご紹介します。

スポンサードリンク
学習障害によく見られる症状とは?
学習障害の「LD」とは「Learning Disabilities」の頭文字です。その定義は以下のようにされています。
学習障害は基本的に、全般的な知的発達に遅れはありませんが、聞く、読む、話す、書く、計算する、推論するなど、特定の能力を習得して使用することが著しい困難を示す、様々な障害を指すものである。
ここで学習障害の症状の特異点をいくつか挙げてみますと、より理解しやすくなると思います。それは、知的な遅れではなく、特定の部分だけの遅れであることです。社会性な困難を伴うこともありますが、その原因のもとは学習能力の遅れから来ているものです。
そして、これらの原因による情緒障害こそが一番の学習障害の症状なのかもしれません。周囲の理解の無さが原因で不登校や神経症状がでる学習障害(LD)児は、学習における困難が一部分にしか見られないため、周囲が気付かずに、学習の壁にぶつかる事から二次的なつまずきへと発展することがあります。これらの情緒障害の問題は「対人関係に遅れがある」というわけではありませんので、大切なのは表出している困難の原因をしっかりつかむことです。
適齢期や学齢期にある一部の能力に問題があり、学習に影響をきたすことを指す、学習障害。この学習障害はどのような治療をすれば良いのでしょうか。
学習障害児の興味と関心を引き出すことや、達成感を持たせるような指導が大きな効果を発揮したと、ある研究校の研究により証明されました。問題のある能力を補うための教材を使用したり、少しずつ向上していくことにより、自信をつけさせ、やる気を持たせるような指導が効果的です。また、治療をするにあたって重要とされるのは、同一の課題を繰り返し、出来る根気と集中力をつけさせることです。
また他の研究では、学習障害の生徒が壁にぶつかった時は、すぐに気がつき、個々に適した対応が出来る治療法に効果があるとされています。集団生活で落ち着きがないため、いっせい指導では、学習障害児のなかで学習に集中できない子には個別指導による治療に当たり、成果をあげています。
こういった児童生徒の認知能力の特性や学習の仕方に配慮することが、現在の治療の主体ですが、これだけをみると学習障害ではない児童にも同じことが言えるのではないかと思います。
スポンサードリンク